Bose SoundTouchの「2026年5月問題」に備える。Local APIで自作リモコンを作ってみた話

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このページでは、2026年5月以降もSoundTouchを快適に使うために、
・何が使えなくなるのか
・Local APIでできること
・自作アプリ「ST-Remote」の特徴 をまとめています。

音質が良く、また物理ボタンでネットラジオを即起動できて便利な、
長く愛用しているBoseのSoundTouch 10というスピーカーに、
ついに「その時」が来てしまった。 公式からのアナウンス。
2026年5月をもって、SoundTouchシリーズのオンラインサービスが終了するとのこと。

「え、ただの文鎮になるの?」と焦りましたが、BluetoothやAUX(有線)としては引き続き使えるとのこと。ただし、ネットラジオを登録していた「プリセットボタン」や、クラウド経由の公式アプリ操作は、使えなくなりそう。

公式がダメなら、自分用のリモコン作ろうか。

幸いなことに、SoundTouchにはローカルネットワーク内で直接命令を送れる Local API が公開されています。そこで、自分専用のリモコンアプリ 「ST-Remote」 を作成しました。

作ったもの:ST-Remote

GitHubで公開しています。 https://github.com/kan-taro/st-remote

ダウンロード(Macは.dmg /Winは .exe。winはインストール不要でダブルクリック起動)

同一ネットワークにSoundTouchがあればOK。
soundtouch 10に限らずsoundtouch シリーズには使えると思いますが
10以外は実機がなく動作未確認・自己責任でお願いします。

なぜ今、自作リモコンなのか?

5月以降のローカル版公式アプリがあればいいじゃないか、と思うかもしれません。
でも、SoundTouchユーザーなら分かるはず。
「公式アプリ、ちょっと重くないですか?」

PCから音量やチャネルを変えたい時、アプリ起動に数秒待たされ、スピーカーの検索でさらに待たされる。2026年5月以降、クラウドサービスが止まったら、この挙動がさらに不安定になる可能性もあります。

自作の「ST-Remote」は、以下の点にこだわりました。

  1. 速いレスポンス: ローカルAPIを直接叩くので、ボタンを押した瞬間に反応。
  2. デスクトップの隅に常駐: 作業中にマウス移動だけで音量やプリセット(1〜6)を切り替えできる。
  3. 低音(Bass)へのクイックアクセス: 公式だと階層が深い「低音調整」をメイン画面に配置。
  4. 2026年以降の延命措置: クラウドが死んでも、Wi-Fiが生きてればローカルで動き続けます。
    ただし、5月でプリセット機能はサービス終了するため、5月以降はそれ以外の機能が○。
機能公式アプリST-Remote
起動速度遅い(クラウド依存)速い(ローカルAPI直叩き)
プリセット切替可能(5月まで)可能(5月まで)
低音調整階層が深いメイン画面に配置
2026年5月以降不安定の可能性?Wi-Fiがあれば動作

最後に

2026年5月が来ても、お気に入りのSoundTouch 10から手軽にPCリモコンで鳴らし続けたい。 同じようなSoundTouch 難民の方がいれば、GitHub から .dmg または .exe どうぞ。

免責事項: 個人が趣味で作ったものです。公式サポート終了後の動作を保証するものではありませんが、最後までこのスピーカーと付き合いたい方の杖になれば。ネットワーク環境や個々の端末によって動作が異なる場合があります。

れるかも…」という気持ちもありつつ、私はまだSoundTouch 10を延命して使い続けます。

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